農地と森林が価値を生む時代へ

GX×農業×エネルギーで地域を“稼ぐ構造”に

地域資源は“環境価値”として収益になる時代へ

CO₂削減の可視化

農地・森林の価値を数値化し、
環境価値として見える化

クレジット化

削減されたCO₂を
カーボンクレジットとして資産化

企業・金融連携

企業・投資・金融と連携し
持続可能な収益モデルへ

CO₂削減は、コストではなく「取引される資産」になる。私たちは、農地・森林・資源をGX市場と接続し、地域に持続的な収益を生む構造を実装します。

「五つの矢」地域を“収益構造”へ変える統合モデル

地域に眠る資源を再生し、「コスト」から「収益」へ転換する5つのステップ

第1の矢

農地再生・森林再生(眠る資源を“収益を生む基盤”に変える)

耕作放棄地を再生し、CO₂吸収・農作物・バイオマスの三重価値を同時に創出。使われていない土地を、収益を生む装置へ転換します。

第2の矢

再生可能エネルギー(農地を“生産×発電”の収益インフラへ)

農地は単なる生産の場ではありません。ソーラーシェアリングにより、農業と発電を同時に行い、収益源を複線化します。

第3の矢

公共施設再生(地域の価値を統合し、“稼ぐ拠点”をつくる)

廃校などの既存施設を再生し、分散していた資源・機能を集約。単なる再活用ではなく、農業・エネルギー・福祉を統合する“循環エンジン”

・校庭:ソーラーシェアリング × 節水型乾田直播
・残渣:小型メタン発酵による分散型エネルギー化
・校舎:高付加価値作物(ワサビ・イチゴ・葉物)の栽培
・福祉:障がい者・高齢者の就労連携

第4の矢

資源循環(廃棄物処理を“利益を生む資源化インフラ”へ)

老朽化した焼却炉・リサイクル施設を更新するのではなく、廃棄物ガス化技術を導入。廃棄物をエネルギーと資源へ転換し、処理コストを収益へと変えます。

第5の矢

地域新電力設立(電力を“地域で回す収益装置”へ)

電力は「使うもの」ではなく、運用する資産へ。地域で生み、蓄え、売ることで、エネルギーを“収益を生む経済インフラ”に転換します。

節水型乾田直播(せっすいがたかんでんちょくは)とは

一般的な稲作は、苗を育て、水を張った田んぼに田植えをします。これに対し節水型乾田直播は、乾いた田んぼに種もみを直接まき、その後も湛水し続けず、必要なタイミングだけ雨水や灌水で水分を補って水稲を育てます。田植え・代かき・継続的な水管理の負担を大きく減らせるため、担い手不足や規模拡大への対応策として注目されています。作業量は従来の6〜7割減という試算もあり、水やメタンの削減にもつながります。

ただし私たちは、これを「簡単で楽な農業」だとは言いません。農林水産省も、現時点では新技術であり収量の安定性には課題が残る、技術確立の途上にある技術だと位置づけています。実際、排水設計・土づくり・雑草対策・水を効かせるタイミングを総合して組み立てる、繊細で知的な稲作です。

それでも私たちがこの技術を伝えるのは、「昔ながらを守る」だけでなく「どうすれば米づくりを続けられるか」という問いに、ひとつの現実的な答えを示しているからです。少ない人手で広い面積を守り、水管理の負担を減らし、環境価値まで生み出す。農業を”続けられる産業”に戻すための技術として、私たちはこの挑戦に取り組みます。

連携プロジェクト:AI未来農業/16ha実証

当機構は、地域の再生プロジェクトと、そこに資金・技術を投じたい企業とをつなぐ役割を担っています。その代表的な連携先が、福島県・大熊町で進む「AI未来農業プロジェクト」です。

つなぐ

資金・技術を投じたい企業と、再生の現場をマッチングします。

育てる

連携先・楪園芸を中心に、16haで節水型乾田直播とAI活用の実証を進めます。

収益化

栽培した米をバイオ燃料原料や米由来マイコプロテインなど新市場へ。

導入・連携のご相談について

地域・自治体・企業との連携を前提に、段階的な導入設計を行っています。構想段階からのご相談も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

楪園芸 × 小泉氏視察

節水型乾田直播と土壌改良により、低コスト・省力で再生。
農業を“続けられる産業”に戻す基盤をつくる。

下の画像をクリックすると動画が流れますのでご注意ください

42万ha

耕作放棄地

※農林水産省「2020年農林業センサス」

523万トン/年

食品廃棄物

※農林水産省・環境省「2021年推計」

約24%

再生可能エネルギー比率

※経済産業省「2022年度電源構成」

約67%

活用が進んでいない森林資源

※林野庁「2022年 森林・林業白書」

お知らせ・連携情報

当機構の連携先である農業生産法人・楪園芸(福島県大熊町)が、中部電力・アグロルーデンスと連携し、農林水産省「コメ新市場開拓促進事業」を活用したバイオ燃料製造の実証に着手しました。楪園芸が節水型乾田直播で栽培したお米を、バイオ燃料原料や米由来マイコプロテインへ活用する取り組みです。(報道:食品新聞 2026年7月8日)

連携先・楪園芸の節水型乾田直播圃場にて視察が行われました。低コスト・省力で農業を”続けられる産業”に戻す取り組みをご覧いただきました。


導入・連携のご相談について

地域・自治体・企業との連携を前提に、段階的な導入設計を行っています。構想段階からのご相談も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。